参拝日:令和5年(2023年)3月14日
二王門(重要文化財)
市バス御室仁和寺で下車、二王門の真ん前です。
大きな三門です。
京都三大三門に数えられるのは、
「知恩院の三門」「南禅寺の三門」「仁和寺の二王門」です。
仁和寺の正面に建つ巨大な門。高さは18.7mで重層、入母屋造、本瓦葺。門正面の左右に阿吽の二王像、後面には唐獅子像を安置します。同時期に建立された知恩院三門、南禅寺三門が禅宗様の三門であったのに対し、平安時代の伝統を引く和様で統一されています。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
二王門をくぐって直ぐ左手に拝観受付が有ります。
本坊表門をくぐって御殿に入ります。
勅使門
大正2年(1913年)竣工。設計は京都府技師であった亀岡末吉。檜皮葺屋根の四脚唐門で前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造としています。また、鳳凰の尾羽根や牡丹唐草、宝相華唐草文様や幾何学紋様など、細部にまで見られる彫刻装飾は、伝統的和様に亀岡独自の意匠を取り入れたもので、斬新かつ見応えがあります。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
南 庭
宸殿の南側にあることから南庭と呼ばれています。庭内には左近の桜、右近の橘が植えられ、その前方に白砂と松や杉を配した、簡素の中にも趣のある庭といえます。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
北 庭
宸殿の北側にあることから北庭と呼ばれ、南庭とは対照的な池泉式の雅な庭園です。斜面を利用した滝組に池泉を配し、築山に飛濤亭、その奥には中門や五重塔を望む事が出来ます。庭の制作年は不明ですが、元禄3年(1690年)には加来道意ら、明治〜大正期には七代目小川治兵衛によって整備され現在に至ります。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
順路に従って御殿に向かいます。
御殿受付で御朱印を受付ています。
こちらで頂ける御朱印は「旧御室御所」と墨書きされている。
菊の御紋が押印されていて、皇室と関係が深く感じられる。
朱印料は300円でした。(2022年11月現在)
白書院
黒書院
宸殿の西側に建立。京都・花園にあった旧安井門跡の寝殿を移して改造したもので、明治42年(1909年)竣工。設計は安田時秀。内部は竹の間・秋草の間など6室からなり、昭和12年(1937年)に堂本印象(1891〜1975)が描いた襖絵が室内全体を飾ります。現在、印象が付けた画題の名がそのまま各室の名称となっています。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
宸 殿
こちらで「竜王戦」が何局も行われたようです。
儀式や式典に使用される御殿の中心建物で、寛永年間に御所から下賜された常御殿がその役割を果たしていましたが、明治20年(1887年)に焼失。現在は大正3年(1914年)竣工されたもの。御所の紫宸殿と同様に檜皮葺、入母屋造。内部は三室からなり、襖絵や壁などの絵は全て原在泉(1849〜1916)の手によるもので、四季の風物をはじめ、牡丹・雁などが見事に描かれています。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
霊明殿
宸殿の北東にみえる霊明殿は、仁和寺の院家であった喜多(北)院の本尊 薬師如来坐像を安置する為に明治44年(1911年)に建立。設計は亀岡末吉。内部は正面に須弥壇を置き、小組の格天井をはじめ、蟇股の組物などの細部に至るまで見事といえ、他の建物ともよく調和しています。また正面上に掲げられた扁額は近衛文麿の筆です。
出典:仁和寺ホームページ
出典:仁和寺ホームページ
仁和寺は、京都市右京区御室大内にある真言宗御室派の総本山の寺院。
山号は大内山。本尊は阿弥陀如来。開基は宇多天皇。
「古都京都の文化財」の構成資産として、世界遺産に登録されている。
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拝観時間・拝観料
アクセス
〒616-8092